2015年2月23日月曜日

混合水栓パッキン交換の手順

混合水栓、いわゆる2ハンドル式のものの多くはお風呂や洗面所で使用されることが多く、湯と水のハンドルがあり、両方を操作して湯水を混合して使用する混合水栓のことを指します。基本構造は単水栓と同じとされており、修理も混合だから難しくなるということはありません。

水漏れの原因の多くはパッキンの劣化にあり、交換することで、改善されます。見極めが少々むずかしいのが、どこの部分から漏れているのか、ということです。まず、水漏れ箇所を確認します。それによって、手順や必要な部品が変わってきます。作業を始める際には必ず止水栓を閉めましょう。

そして、作業に必要な工具をそろえます。専門的な道具もありますので、確認が必要となります。水栓を取り付けた際の取り扱い説明書をまず確認し、構造を把握します。漏れている箇所によっては、パッキンではなく、補修シール等で補修することで改善される場合もあります。

細かい部品も多数使用されているので、扱いに気をつけながら進めていきましょう。

混合水栓パッキン交換にかかる時間と費用


混合水栓のパッキン交換の相場は一か所3,000円~5,000円程度です。この価格の差には本体のタイプの違いにあります。最近のキッチンで多いシングルレバータイプは5,000円程度が相場になり、お湯と水と別の回すタイプになると一か所3,000円となっています。

このパッキンの劣化は10年程度で起こるといわれています。10年以上経過した蛇口はこの部品の劣化が進み、水漏れを起こしやすくなるので混合水栓に限らず早めに修理依頼することが大切です。早めに修理することで水道代の節約にもなります。

ポタポタと滴り落ちる程度の水でも1日経過すればかなりの量になります。この量を年間で考えると早めに修理をした方がお得です。また、メーカーなどによって違いがありますが20年も経過すると部品の修理よりも本体を替えた方がよい場合があります。

蛇口にも寿命があり内部が腐食してしまうと、内部の腐食部分が水と一緒に出てしまいその水を毎日飲むことになってしまいます。部品の修理と比べれば多くの費用がかかりますが、健康のためにも替えることが大切です。住まいる水道では様々なメーカーをお取り扱いしております。