特によく見られる症状として、混合栓の付け根から水漏れを起こすという症状で、少しずつ水がしみだすため、カビや水垢の原因となってしまいますし、徐々に漏れ出す水の量が多くなっていってしまいます。この症状の原因は、内部のパッキンが劣化しているためで、修理するにはパッキン交換を行う必要があります。
しかし、素人が混合栓のパッキン交換をしようとしても、分解の仕方もわかりませんし、どの部品を買ってこれば良いのかも判断することができません。間違えて違う部品を取り付けてしまうと、修理するどころかさらに症状が悪化する場合もあります。知識や技術に自信が無い時には、無理せずに専門の業者を利用するのが最も確実な方法です。
最近では水道のトラブルに対応する業者も増えてきており、中には24時間修理に対応するところも多いため、早朝や深夜など、時間帯を問わずに利用することができるのが利点です。これらの業者は、様々なメーカーの機器に対応する消耗品を常備しているため、ほとんどの場合その場ですぐに修理を完了することが可能です。住まいる水道では基本的な部品は常備しておりますので、大体の修理はその場で行う事が出来ます。
エコキュートの混合栓の水漏れとパッキン交換について
エコキュートは、電気でお湯を沸かす非常に経済的な仕組みとして普及しています。電気料金の比較的安い夜間料金を利用してお湯を沸かし、日中はそのお湯を保温してためておくことで経済的に利用できます。一般的な給湯器と異なり、都度お湯を沸かす型費ではないので燃料費が節約できるメリットが受け、広く一般家庭で普及しています。
しかし、万が一の水漏れなどのトラブルの際には、通常の水道の混合栓とは異なり、単純に自分で修理することが非常に難しい部分が多いため、点検や修理は基本的に専門家に任せた方が安心です。その理由は、この給湯器の仕組みにあります。この給湯器は一般的な給湯器と異なり水圧が低いため、混合栓などは通常の混合栓とは異なり、水圧が低い場合でもお湯と水をしっかりと適温になるように混ぜる様な機能がついています。
そのため内部の構造が複雑で、一般の混合栓の様に単純にナットを外してパッキン交換を行えばよいという仕組みになっていないからです。その為、水漏れの場合には専門の業者を呼んで修理を依頼することが必要になります。自分で修理した場合には保証が適用されなくなる場合も有るので注意が必要です。
エコキュートの場合にはこのような水漏れのトラブルなどを避けるために、定期的に点検をすることがそのサービスの中に含まれていることが多く、パッキン交換もこの点検の際に定期的に行ってくれます。また、基本的に保証もついているので、修理費用も一定期間は無償で行ってくれます。
