2015年7月26日日曜日

グローエの混合栓は節水効果を持ちますが水漏れも起きます

ドイツの水栓メーカーにグローエが有ります。デザインを重視した住宅などでは、グローエの水栓を利用している住宅も有りますが、グローエの水栓はスタイリッシュなデザインが特徴で、節水効果を持っていたり、浴室で利用するサーモスタット混合栓などの場合は急激な温度変化が起きずに、安定した温度のお湯を給水してくれると言った特徴を持っています。

お風呂でシャワーを浴びている時など、台所などで洗い物を始めると、水道の流れが台所に集中するため、シャワーの湯温に変化が起きてしまう事があります。しかし、グローエの水栓は、急激な水量の変化が起きても瞬時に温度を基の状態に戻してくれると言った特徴を持つ水栓を製造販売しているメーカーであり、優れた品質を持っているのです。

しかしながら、どんなに優れた混合栓でも、水栓内部にある部品は劣化を起こす事になります。ハンドルが付いている混合栓は、お湯を出す時などハンドルが回る事で内部にあるスピンドルが回転をして、スピンドルが上に上がります。スピンドルはコマと呼ばれる部品を押さえているもので、ハンドルの回転によりスピンドルが持ち上がるとコマは自由に動くことになり、水道管からの水圧でコマは押し上げられ給水が可能になるのです。

また、ハンドルを元の状態に戻すとスピンドルが再び回転をしてコマを押さえつけ給水を停止させます。しかし、コマが劣化をする事で隙間などから水が漏れだしてきて、それが蛇口からの水漏れに繋がるのです。この場合は、コマを交換する事で水漏れを解決することが出来るようになります。

混合栓の偏心管が水漏れしたらグローエ製品と交換を


水周りのもの、例えば水道蛇口は専門の業者でなければ交換できないものだと思われがちですがそうではありません。基本的手順と作業のコツを知れば自分で交換することができます。長年の使用で水漏れを起したりカビが生えたりした混合水栓を交換してみましょう。市場には多種多様の混合水栓が出ていますが、グローエのものにグレードアップすることも簡単に出来ます。

混合栓をグローエ製のものにグレードアップする方法ですが、まず始めに道具の用意です。道具はスパナ(モンキーレンチ)、シールドテープ、古くなった歯ブラシが必要です。作業手順はまず止水バルブを締めます。次に古い混合水栓本体をナットを緩めて外します。次に偏心管を握りしめて回転させながら配管から外します。

この際配管内部の清掃をしましょう。古くなった歯ブラシで配管に貼り付いたシールドテープを綺麗に除去します。配管部分にシールドテープの残りがついていると水が漏れる原因になります。新品の偏心水管にシールドテープを5~6周巻きつけます。次に管の本体を配管に設置します。取り付けの際の注意点は右回しで行い、調整のために巻き戻すと水の漏れを起すことがあるので注意します。

偏心水管のパッキンを入れるのを忘れないように注意し、混合栓本体と偏心水管をコネクトするナットをスパナで堅く締めます。次にグローエ本体を取り付けます。最後に止水バルブを開いて水漏れがないことを確認しましょう。なければこれで完了です。住まいる水道では水栓修理も承っております。