2015年9月21日月曜日

トイレの詰まりの解消法、ラバーカップの代用となるもの

トイレの詰まりは突然起こります。詰まりの原因となるトイレットペーパーや便は、いつもは流れていく量であっても、時としてその形状によりつっかえてしまいます。トイレは頻繁に使うものなので、また後で何とかしようというわけにはいきません。かと言って、あの定番のラバーカップが必ず家にあるとも限りませんし、すぐに取り出せる場所にないこともあります。

トイレの詰まりの解消法はラバーカップだけではありません。ラバーカップの代用となるものを使用して、他の家族に迷惑をかけないためにも早急に対処しましょう。トイレの詰まりはわりと手前の部分で物がつっかえていることが多いです。ジャーッと水が流れていく先は、大きく一度上部に曲がり、その部分が排水路の中でも特に狭い部分となっています。

そこは「せき」という部分ですが、要はそのせきにつっかえた物体に対して人力で水流を起こし、奥へ押してやるか、便器内に引き戻してもう一度流れるチャンスを与えることができれば良いのです。ラバーカップよりもすぐに用意できるであろうペットボトルは、ラバーカップのような水流を起こす働きをしてくれます。

事前に準備が必要で、ペットボトルのキャップを取り、底の部分を切り取ります。さらに、汚水に直接触れることのないよう、ゴム手袋も用意しましょう。やり方は、ペットボトルの底の方を下にして便器の排水口に押し当てます。ペットボトルをグッと押すと飲み口側から水が出てきますので、ペットボトルをへこませたまま、もう片方の手で飲み口を半分程度塞ぎ、そのまま一気に引き抜く作業を行います。

状況を見て何度か繰り返します。ラバーカップよりも高い技術が必要ですが、すぐにできる解消法としてよく行われている方法のひとつです。住まいる水道では専用の器材を使用して作業を行います。

配管が原因のトイレの詰まりの解消法


トイレの詰まりには、ある日急に発生するものだけでなく、少しずつ進行していくタイプのものもあるため、最適な解消法を知っておくと良いでしょう。過去に流してしまった物に後から流した物や汚れなどがさらに引っかかってしまうという場合が多いのですが、そのような詰まりには前兆があることが多いのです。水を流した後に便器の中の水位がいつもより高かったり、低かったりするという場合、トイレの詰まりが起きている可能性があります。

トイレの詰まりというと専門の業者に依頼して直すものだというイメージを持っている人が多いかもしれませんが、ラバーカップという道具を使用するという解消法もあるのです。ラバーカップを使用して詰まりの原因を取り除くことができたら、便器に少しずつ水を流していくことになります。しかし、この時いきなりタンクから水を流すと、再び溢れてしまうことがあるので注意しましょう。

まずはバケツなどを使って水を流し、しっかり流れていくかどうかを確認する必要があります。特に問題などがなければ、今度はタンクから水を流していくことになります。パイプ洗浄用の薬剤は台所やお風呂の排水などで使用することがありますが、これは便器や配管を傷めてしまうことがあるため、トイレで使用するのはあまり良くありません。

ラバーカップを使って解消できるような詰まりなら、自力で解決できる場合がほとんどです。しかし、排水管の奥の方で詰まりが起きている場合、専門の業者に相談するのがオススメです。