2015年9月24日木曜日

トイレの詰まりの保険。熱湯による破損は補償されるのか

トイレの詰まりの原因はさまざまで、多くあるのが紙や固形物などが入り込んで便器内で詰まってしまうパターンです。紙であれば、トイレットペーパーの流しすぎや、水溶性ではないティッシュペーパーを使った場合などに発生します。また固形物も一定の大きさになるとカーブしている場所などで詰まってしまいます。

この場合にはラバーカップや吸引式ポンプなどを利用すれば多くの場合には解消することができますが、それでもトイレの詰まりが解消しなければ業者に依頼することになりますが、それなりの費用が必要になります。また集合住宅などでのトイレの詰まりは、下層階へも被害が及ぶ場合もあり、それらの補償も行わなければいけません。

こういった事態に役立てることができるのが火災保険です。これは火災だけではなく住宅においてのさまざまなトラブルを補償としており、契約によってはトイレの詰まりも補償の範囲内となる場合があります。これはトイレの詰まりはもちろん、台所や浴室、洗面所などでのトラブルも補償されます。

ただし、一部は指定した業者でなければ補償されない場合があるので事前に契約を確かめておき、トラブルがあったさいには保険会社に連絡し、補償を受けられるのかを確認してから業者に頼むのが良いでしょう。一方で、詰まりなどのトラブルのほか便器が破損した場合も補償の対象となる場合があります。通常、便器が破損するといったことはありませんが、お湯を使った掃除をするさいに熱湯を使った場合には亀裂が入ったりする場合があります。

熱湯を使って破損する理由は局所的に熱膨張を起こし、その結果、割れてしまうというものです。住まいる水道ではいろいろなご相談も承っております。

汚水が溢れるトイレの詰まりを熱湯で


水洗トイレの詰まりが発生してしまうと、日常生活においてとても困ってしまうでしょう。トイレが使えなくなってしまうことはもちろん、汚水がトイレに溢れる事態にもなりかねません。トイレの詰まりの原因としてはまず、トイレットペーパーの使いすぎが挙げられます。特に小さい子供がいる家では、子供がトイレットペーパーをたくさん引き出し、それを一気に流してしまうことで起きやすくなっています。

また、節水のために毎回トイレを流さないという人もいるかもしれませんが、これもトイレの詰まりの原因となるので注意しましょう。他にもトイレットペーパーの代わりにティシュペーパーを使うことにより、詰まってしまう場合もあります。ちなみに、トイレットペーパーが原因でトイレの詰まりが起きたという場合、熱湯を流すことで改善できる場合もあります。しかし、熱湯の温度が高すぎると便器を傷めてしまうこともあるので注意しましょう。

また、オモチャやボールペン、携帯電話などの固形物を落とし、うっかり流してしまうことで詰まりが起きてしまう場合もあります。このような物が排水部分に引っ掛かり、トイレットペーパーなどが絡まって詰まってしまうこともあるため、落としたら必ず拾って流さないようにすることが大切です。また、トイレタンクの中にペットボトルなどを入れて節水しているという人もいるかもしれませんが、これがトイレの詰まりの原因となってしまうこともあります。