2014年12月2日火曜日

下水道つまりの原因

下水道がつまってしまう原因はいろいろなことが考えられます。 まず下水道つまりは公共汚水升から上流か下流のどちらかに起こります。 下流で起こった場合はつまりの原因は公共汚水升の中にあります。

上流で起こった場合は生活用水が何らかの原因で管が塞がれることが原因になります。 その原因は台所の流しの排水パイプ内にたまった油汚れや、洗い場やユニットバスの排水にたまった蓄積した髪の毛・油汚れ・石鹸や人の油やアカが考えられます。    
またトイレが原因だと言うことも考えられます。 トイレでは多量のトイレットペーパーや排泄物を一気に流そうとした時につまります。 それ以外にもポケットに入れていたライターや時計・携帯などをうっかり流してしまうなど、水に溶けない固形物を流してしまった場合もつまりの原因になってしまうのです。    
地下のある建物で排水ポンプや水中ポンプがある場合はこれが故障している可能性もあります。 下水道つまりにはさまざまな原因があるので、きちんと専門の方に見てもらうとよいでしょう。
住まいる水道では各種ポンプ類も扱っております。
 

下水道つまりを解消する原理


下水道つまりの状況とそれを解消する原理は場所によって異なります。ここでは、台所の流し台につまりが生じた場合について述べます。詰まりの原因は多くの場合排水パイプ内に付着した油汚れです。油汚れは、少しずつパイプに付着していきます。

天ぷらなどの油ついた容器を洗うと油がパイプの内壁に付着し、年月の経過とともに硬くなっていきます。付着と硬化が重なって水の流れうる部分の面積は縮小していきます。水の流れが悪いと感じた時には水が流れうる部分はだいぶ細くなっています。

このような状態において家庭向けの液体のパイプクリーナーを用いますと、新しく柔らかい部分は分解できますが固まった部分は分解できません。このような状況を早期に改善するためにはワイヤーブラシを用います。ワイヤーブラシをねじりながら送り込みまと汚れが削り取られます。

一方、固まった油汚れがある場合でも下水道つまりを少しずつですが、除去する製品も開発されています。この製品では一度にパイプ内をきれいにすることはできませんが、時間をかけて徐々に取り除くことができます。