2015年10月25日日曜日

トイレが詰まったら~ラバーカップの吸盤がポイント

トイレが詰まったら、ラバーカップで詰まりを解消するのが簡単で効果的ですが、使い方にもコツがあります。トイレ詰まりの解消法を、準備段階から順にご紹介します。まず、汚水の飛び散りを防ぐために、トイレの床に新聞紙を敷き詰めます。次に、便器内に水が溜まりすぎている場合には、溢れ出るのを防ぐために水をかき出しておく必要があります。水が少なすぎる場合は、水を足します。

排水口とカップの吸盤部で真空状態を作るためには、カップがつかる程度の水が必要だからです。便器内の水の量が、カップが十分つかる程度になったら、透明のビニールシートの真ん中に穴を開けたものを用意して、ラバーカップの柄を通してから便器内に入れます。これも汚水の飛び散り予防ですが、必ずしも飛び散るとは限りませんので、汚れてしまってから掃除することに抵抗のない人は新聞紙やビニールシートは省いてもいいでしょう。

詰まり解消作業は、ラバーカップの押し引きの繰り返しですが、注意するポイントがあります。一つは、カップの吸盤部で排水口をしっかり覆うことです。すき間なく覆わないと効率が悪くなりますので、最適な箇所を探してください。次のポイントは、押し引きする力の入れ方です。ゆっくり押し付けて、一気に引くようにし、排水するまで何度か繰り返します。最後に、バケツの水を少しずつ流して、詰まりが直っているかしっかり確認します。

いきなりタンクのレバーを回すと、完全に詰まりが直っていない場合に水が溢れてしまいますので、注意してください。トイレが詰まったら、以上の手順で解消してください。ただし、異物を流してしまったのが原因でトイレが詰まったら、業者に依頼するのがいいでしょう。

トイレが詰まったら~ラバーカップのゴム部に注意


トイレが詰まったら、まずは落ち着いて、原因を探ります。子どもが面白半分でトイレットペーパーを大量に流したり、家族の誰かがいつもより大量の便を流したのが原因かもしれません。トイレットペーパーや便が原因の場合には、ラバーカップで対処していいのですが、携帯電話や紙おむつが原因でトイレが詰まったら、この方法ではかえって奥に詰まらせてしまうことがありますので、業者に依頼した方がいいでしょう。

トイレットペーパーや便でトイレが詰まったら、自力で対処してみましょう。まずは、汚水の飛び散りに備えて、トイレの床に新聞紙を敷き、真ん中に穴を開けた透明のビニールシートを用意します。ビニールシートは作業する際に便器内に入れて、ラバーカップの柄を穴から出すようにするためです。次に、便器内の水を適量にします。水が多すぎると溢れ出る可能性があり、少なすぎると詰まりが上手く解消されません。

これは、排水口とカップとの間を真空状態にする必要があるからで、このためにカップが十分つかる程度の水量にしておきます。ゴムを排水の穴に入れてカップが排水口をすき間なく覆える場所を探って、最適な箇所が見つかったら、ゆっくり押し付けてから一気に引きます。すき間があると効率が悪くなりますので注意してください。これを何度か繰り返し、排水するようになったら完了です。

ただし、詰まりがきちんと解消されているか確認するために、まずバケツの水を少しずつ流してみます。家族や来客が多い家庭では、トイレ詰まりの可能性も高くなりますので、ラバーカップを用意しておくと慌てなくてすみます。住まいる水道では専用の器材を使用して作業を行います。