2015年10月17日土曜日

トイレの詰まりの原因はペットボトルのせい?水が流れない原因かも

トイレの詰まりは思いがけないものが原因となっている場合があります。たとえば、普段流さないようなもの、つまりトイレットペーパーの芯やハンカチなどをトイレに落としてしまい、拾うのが躊躇われたのでそのまま流してしまった…と言うような場合は、例えその後トイレの詰まりとなっても「やっぱり…」というように思うのではないでしょうか。しかしながらそういったもの以外にも、よくトイレの詰まりを引き起こす原因となるものがあります。

その一つとして知られているのが、ペットボトルです。ペットボトルといえば、トイレのタンク内に入れておくことによって節水できるという、いわば簡単節約グッズの代表的な存在です。排泄物を流すのにそれほど大量の水はいらない、そう思って水量を調節するために利用している人も多いことでしょう。しかしながらこのボトルが、トイレの水が流れない原因となることが多々あるのです。その理由は、タンク内のチェーンがボトルに引っ掛かってしまうことです。

特に幾つもタンク内に沈めているようなご家庭は注意しましょう。また節水のため水の量が少なくなっているというのが、排泄物を詰まらせてしまう原因にもなります。もともとトイレは排泄物を十分に流せるように計算した水量がでるように作られています。これを節水のために減らしてしまうと、やはり排泄物がスムーズに流れていかず、途中で詰まってしまうのです。排泄物の量は毎日一定でばありません。

このためある日突然詰まるということもあれば、日々少しずつ詰まっていくこともありますから、あまり節水にこだわると逆効果になるケースもあると覚えておきましょう。

安い道具でトイレの詰まりを解消!空のペットボトルを利用


トイレの詰まりは予告なく起きるものですが、トイレは常に使うものですからすぐに解決しなくてはなりません。しかし夜遅くや休日だと専門業者が対応してくれない場合もありますし、高額な費用がかかるのではないかと心配になることもあります。自分でできる手段としては、ラバーカップがあります。便器の排水口の部分にカップをぴったりとつけ、ゆっくり押し込んでから勢いよく引く、という動作を何度か繰り返すことで詰まったものが引き出され、トイレの詰まりが解消します。

まわりを汚さないよう新聞紙やシートなどでカバーしておく必要はありますが、素人でも比較的簡単にできる方法です。しかしラバーカップが手近にない場合はどうしたらよいでしょうか。トイレの詰まりはそう頻繁に起きるものではないので、用意していないという家庭も少なくないでしょう。そんなとき役立つのが空のペットボトルです。

ラバーカップの代わりに使うペットボトルは500mlの丸型のものがおすすめ。ない場合は、安いものなのでジュースを1本買ってあけても良いでしょう。この底の部分をカッターで切り落とし、キャップをはめた状態でトイレの排水口にぐっと押し込んでは一気に引き上げる、この動作を何回か繰り返します。すると水が一気に逆流して詰まりが取れます。

なお、ボールペンや子どものおもちゃなどの異物が詰まった場合、あるいは古いトイレで排水管に汚れがこびりついている場合などはこの方法では直らないので、専門業者に見てもらうようにしましょう。住まいる水道では24時間365日対応しておりますのでお気軽にご相談下さいませ。