2015年8月26日水曜日

2階のトイレの詰まりは予防が大切

トイレは日常的に使用するものなので不具合があってはとても困ります。水回りのトラブルで非常に多いのがトイレの詰まりです。さらにやっかいなのが2階のトイレの詰まりです。トイレの床に小さな排水溝がある場合は多少の水が溢れても対処できますが、排水溝のないパターンのトイレでは掃除がとても大変になり、しかも汚れた水である場合はとても気分が悪くなります。

2階のトイレの詰まりによる水漏れを繰り返すうち、床が傷み、溢れた水が1階にまで到達しやすくなります。そうすると1階の天井に大きなシミができたり、その度に雨漏りのようにバケツで受けるなどの手間がかかるようになります。普段からトイレの詰まりを予防したり、早めに修理をしていれば、ここまで費用がかからなかったのにという事態にもなりかねません。

トイレの詰まりの原因は、トイレットペーパーの使い過ぎや便による詰まり、生理用ナプキンなど水に溶けない物を流そうとした場合などがあります。小さな子供さんがおもちゃを落とす、または流すということも少なからずあります。そのまま流しても良いものと、流すと下水管が詰まるものがあります。下水管に影響が出た場合は業者に依頼する必要が出てきます。

気をつけていれば予防できることばかりですが、それでも詰まってしまった時に、すぐに使えるラバーカップが役に立ちます。ラバーカップは1000円前後で購入できるので、ひとつあれば重宝します。水が溢れ出てくるスピードは速いので、ラバーカップはすぐに取り出せる場所においておきましょう。住まいる水道では専用の器材を使用して作業を行います。

和式トイレの詰まりの予防と詰まったさいの直し方


トイレの詰まりの原因となるのは、過度なトイレットペーパーや便が流れ込んだ場合や、ティッシュペーパーやおしぼりなどトイレに流してはいけない物を流した場合、また尿結石が排水管内にこびり着いたり、節水のために流す水の量を少なくしていたりする場合に発生します。特に詰まりやすい場所は、和式トイレも洋式トイレもトラップと呼ばれる場所です。

トラップは排水管から悪臭や害虫が上がってこないように水で蓋が出来るようにU字またはS字になった場所で、おおむね、この部分でトイレの詰まりが発生します。トイレの詰まりの予防の基本は、トイレットペーパーや便以外のものを流さないことで、またトイレットペーパーや便も量が多くなりそうであれば、先に流してしまうのがトイレの詰まりを予防することができます。

一方でトイレの詰まりが起こってしまった場合の直し方は、和式トイレも洋式トイレも、ラバーカップなどを使って排水管内の水を押し出すことで解消することが可能です。またお湯や薬剤を投入して詰まっているものが溶けやすいように工夫すると、かなりの確率で個人でも解消することができます。

しかし、大きめの異物が混入していたり、尿結石が排水管内にこびり付いている場合には、ラバーカップでは解消しにくいことがあります。特に尿結石の場合には、専用の尿結石除去剤を使用する必要がありますし、大きめの固形物が引っかかってしまっている場合には、便器を取り外すなどして取り出す必要があります。