そのような水洗トイレの詰まりが発生してしまったという場合、まずラバーカップを使用するという方法が挙げられます。ラバーカップを使って詰まっていた物が取れたら、今度はバケツなどで少しずつ水を流していくことになります。さらに頑固な水洗トイレの詰まりを自分で直したいという場合、最初に水をくみ出してから重層、酢、お湯の順で入れて1時間ほど放置しておきます。
そして、少し詰まりを緩めてからラバーカップで異物を取り出すことになります。しかし、自分で対処するのが難しい時は無理をせず、専門の水道業者に依頼をすると良いでしょう。ちなみに、水洗トイレの詰まりを直すために専門の業者に依頼したいという場合、信頼できる業者をしっかり選んでいくことが大切です。
業者のホームページには、それぞれのトラブルごとに料金の目安などが掲載されていることが多いため、事前に確認しておくと安心して任せることができます。また、見積もりは無料で行ってくれるところがほとんどです。住まいる水道ではHPに基本的な作業の料金表が御座います。
水洗トイレの詰まりは掃除にひと手間加えて予防
水洗トイレの詰まりは、業者に依頼すると、作業の内容に応じて費用がかかります。そういったことにならないようにするには、日ごろの掃除にひと手間加えて、詰まりを防止することが大切です。また、詰まってしまった場合には、自分で詰まりを解消する方法を知っていると安心です。掃除の時のひと手間というのは、吸引カップで排水の通りを良くしておくことです。
吸引カップは、柄の先にゴムのカップが付いたもので、ホームセンターなどで、トイレの掃除用品等と同じ所で売られています。これを便器の排水口に押し当てて、始めに強く押し当てて、引っ張ると詰まりものがある場合などに取り除くことができます。詰まりを起こしていない場合でも、付着した汚物などが解消され、流れが良くなります。
このひと手間を、一緒に行う事で、水洗トイレの詰まりの予防になります。トイレで水を流した時に、ゴボゴボという感じの音がするようになったら、何かが排水の妨げになっていると考えられますので、そう感じたらすぐに吸引カップでの処理をしてみてください。また、もしも水洗トイレの詰まりが起きてしまった時は、自分でできる処理として、トイレクリーナーがあります。
これは、ワイヤを利用して詰まってしまったものをハンドルを回すことによってワイヤにひっかける構造になっています。吸引カップで解消できない場合には、このトイレクリーナーで対応してみてください。日ごろの手入れに併せて、こういう処理を自分ですることが出来れば、水洗トイレの詰まりをある程度は自分で予防、解消できると思います。
