また、水漏れが起こっても大きな音でテレビをつけていたり、エアコンの音などで気付かずに放置して夜中に発見してパニックになる例もあります。トイレの水漏れの原因には、トイレのタンクがうまく機能せずに起こったり、給水・排水パイプなどの結合部の部品にトラブルが発生していたり、便器やタンクにヒビなどの破損が生じていたり、ウォシュレットが故障しているなどが挙げられます。
排水パイプのトラブルは多く、ネジやパッキンが緩んでいたりすることに加えて、トイレットペーパー以外の異物を流したことでパイプが詰まったり破損したりするケースが増えています。女性の生理用品や台所の生ごみなどを流してはいけないことは知られていますが、多いのが水に溶けない素材のウェットティッシュを流して詰まってしまうトラブルです。
１度間違えて流してしまったくらいでは問題ありませんが、何度も習慣にして流しているとパイプ内に蓄積したりフィルターに付着して水漏れを招き、高い水道代と修理代を払う結果になってしまいます。最近はトイレに流せるタイプのウェットティッシュが登場しているので、タイプを確認してから使うように心がけましょう。
普段の使い方で水道代が高額に！原因はトイレの水漏れか
トイレのトラブルは、いつもどおりの使い方をしていても、ある日突然やってくることがあります。トイレの水漏れもそれに該当しますが、タンクの水を流したらその勢いのまま水が止まってくれない、タンクからぼたぼたと水が落ちるというのなら、慌てて修理を行うことになるでしょう。
一方、何となく水が滴り落ちている、便器の水がちょろちょろと流れているような気がするなどの、ちょっとしたトイレの水漏れの症状では、見て見ないふりをして、そのまま放っておく人というのも中にはいる筈です。しかし、この状態を放置しておくと、後の水道代に影響があらわれてきます。トイレの水漏れを放置した結果、先月の水道代より遥かに高額料金が記載された明細書を見て、事の重大さをようやく認識するという話はよく聞かれるものです。
このようなケースは、修理代が高さが嫌なことが原因の一つとしてあります。ですが、トイレの水漏れを放置すればするほど水道代が高額になり、結果として早めに修理をした方のが安く済んだという痛い目にあうのがオチです。トイレのトラブルは費用をケチらずに、さっさと修理をすることがいかに重要かが分かることでしょう。
トイレのトラブルは、古いから発生するだけではありません。いつもどおりに使っていたとしても、実際には誤った使い方を続けることで、発生させてしまうこともあります。今あるトイレをできるだけ長く使うためにも、正しいトイレの使用方法をマスターすることも大切です。 住まいる水道ではアドバイスも行っておりますので、何かご質問が御座いましたらお気軽にご相談下さいませ。
