特にトイレの詰まりのような場合、水が溢れ出てくると汚水が部屋一面に広がってしまうことになるため、その被害というのも大きなものになりやすく、すぐに拭き取っても臭いが部屋に充満してしまったりすることがあります。また、人がいないときにこのようなことが起きると、長時間水が部屋中に流れ出ることになるので、床や壁紙などが水を吸い込んでしまい駄目になってしまったり、家電製品にかかった場合には故障をするだけではなく発火の原因となってしまうこともあります。
更に集合住宅では他の部屋の住人にも迷惑をかける可能性もあるので、このような水のトラブルは放置しておくわけには行かないのです。そのような時に業者に頼む前に何とか自力で修理をしてみたいと思った時には、通称「スッポン」などと呼ばれているラバーカップあるいは通水カップと呼ばれるものでトイレの詰まりを取り除いて見ると良いでしょう。
これは棒の先に吸盤がついている道具で、異物を吸いだしたり押し込んだりすることによって詰まっている部分を流すことが出来異物を取り除くことが出来るのです。これでも上手くいかなかったときには、無理をせずに業者に依頼をするのが安全です。住まいる水道では24時間365日対応しておりますのでお気軽にご相談下さいませ。
トイレの詰まりをお湯で修理する方法
トイレの詰まりは、ほとんどがトイレットペーパーや便が原因です。大量のトイレットペーパーを一気に流したり、便が引っかかったところにトイレットペーパーが詰まったりして、水が流れなくなることがよくあります。この他、オモチャや携帯電話などの異物を流してしまったことが原因になることがありますが、この場合はお湯による修理方法は使えません。
奥に押し流してしまって、排水管を傷つけるなど大事になりますので、トイレの詰まりの原因がこのような場合には、専門の業者に修理を依頼しましょう。トイレットペーパーや便は、本来、水に溶けて流れていくものですので、しばらく時間を置けば、詰まりが解消することがあります。解消しない場合には、溶けるのを助けるために、お湯を使います。
注意したいのは、熱湯を使うと便器にひびが入ることがありますので、手をつけられる程度の温度のぬるま湯を使うことです。便器内にたまった水を、かき出してから、ぬるま湯を入れます。そのまま1時間ほど置いて、トイレットペーパーや便が溶ければ、詰まりが解消して排水が確認できます。重曹とお酢があれば、さらに効果が期待できます。
1/4カップの重曹を便器内に入れ、続けて1/2カップのお酢を少しずつ注ぎ、便器の半分くらいのぬるま湯を流し込みます。二酸化炭素の泡が発生して、これがトイレットペーパーや便が溶けるのを助けます。トイレの詰まりが解消された場合にも、すぐにタンクのレバーを回さず、バケツの水を少しずつ流して、完全に直っているか確認するようにしましょう。
