2016年5月9日月曜日

キッチンの排水管つまりの予防法

キッチンの排水管は、長年使用することでつまりが生じます。その原因は、石鹸カスが多いと言われています。食器用洗剤は、食器洗いでは必ず使うものですが、洗剤と油とが結合して石鹸カスとなり、それが詰まりの原因となります。

石鹸カスは、灰色の粘着性のある塊のようなもので、知らず知らずのうちに少しづつ付着していき、やがてドロドロの状態になって溜まっていった結果、流れが悪くなって、最終的に詰まってしまうのです。しかし、詰まりに対して、自分で解決出来れば問題はありませんが、業者へ依頼するとなると、ある程度費用を払わなければなりません。

そうならないためにも、日常的に、汚れを予防する必要があります。その方法としては、食器や調理道具の油は予め拭き取っておくことや、食べかすを排水溝に流さないようにすること、パイプクリーナーなどを使用して、毎月1回は洗浄をすることなどが挙げられます。

キッチンの排水管は、突然詰まるのではなく、少しづつ流れが悪くなるため気づきにくいのですが、日々、流れ方や音に注意をしていると、その変化に気づくことが出来ます。とにかく、早めの対処が大切となります。

お風呂の排水管のつまりを解消するには


風呂の排水管のつまりの原因は水垢ヘドロや毛髪等が多です。水垢ヘドロは長期で蓄積し、配管にできるプラークで、人間の血管の血栓症と同様でしょう。プラークが出来れば、血液の流れが悪くなり、異常をきたします。排水管も同様で、水垢ヘドロが配管内に付着し、蓄積することで、排水の流れが悪くなり、毛髪や皮脂などがさらに付着しやすいです。

お風呂は、体汚れを洗い落とすため、使用を繰り返せば必ず配管内は汚れます。つまった場合の対処方法は、大きく二通りの方法があるでしょう。一つ目は、排水溝の洗浄剤を使用することです。これは、ドラッグストアなどで売られている、液体や固形の洗浄剤です。

この洗浄剤で問題が解消するステージは軽度であり、完全につまって流れない状態となってしまっていては、洗浄剤では問題解消はしません。その場合二つ目の方法で、業者による解消方法です。水道業者など水回りトラブルに対応する業者に依頼することとなるでしょう。

つまってから依頼する場合、相手業者にとっては大きなビジネスチャンスとなるため、費用が高くなります。流れが悪いと感じた時や、排水時にごぼごぼと音がするようであれば、早めに排水口の洗浄をすることが良いでしょう。 何か分からないことがありましたら住まいる水道へご相談下さい。