2015年5月30日土曜日

蛇口の水漏れの修理方法。電気温水器からの給水を止めるには

水道管の末端に取り付けられるのが水道栓です。水道栓といえば屋外に設置されるものではバルブ式のものが使われていますが、屋内で使われる場合には給湯器などから供給される湯を混合するための混合栓が使われています。

この混合栓は単純にバルブを2つ取り付けたツーバルブ式と、レバー一本で温度と水量を調節できるシングルレバー式、また温度と水量が別ハンドルとなったサーモスタット式があります。またシャワーを取り付けるのために蛇口かシャワーに切り替えるハンドルも付けられている場合があります。

しかし、末端に取り付けられており、水圧がかかる場所ということもあり、水漏れを起こす場合があります。水漏れはおもに接続部のパッキンが劣化したことで起こります。また一部の混合栓では逆支弁が取り付けられており、その部分から水漏れが発生します。修理方法としては接続部分を取り外してパッキンを新しいものに変えることです。

パッキンはホームセンターで100円程度で売られていますし、取り外すさいに必要なレンチも2千円ほどで売られています。このさいには水が噴出さないように止水栓を閉じておく必要があります。止水栓はシンクや洗面台の場合には下に設置されている場合が多く、そこを閉めることで水が出なくなります。一方で、浴室の場合には元栓を閉める必要があります。

なお、電気温水器などの湯を貯めるタイプでは水道の給水を止めた時点で湯が出なくなります。一方で蛇口の水漏れの修理方法は、水を止めなくても行うことができます。これは蛇口の水漏れは、バルブよりも先にあるためで、バルブを閉めておけば水が供給されないためです。なお、蛇口の水漏れの原因としては接続部のパッキンの劣化がありますが、混合栓の場合には内部のコマやカートリッジが劣化することで起こる場合もあり、この場合には給水を止めて交換する必要があります。

蛇口の水漏れの修理方法と自分での修理とは


蛇口の水漏れが起きたという場合、専門の業者に連絡して修理してもらうという方法もありますが、自分で直す方法についても知っておくと良いでしょう。蛇口の水漏れが起きたらまず、水の元栓を閉めることになります。マイナスドライバーを使用するタイプや、レバーを下げるだけのタイプなどがありますが、蛇口をひねって水が出てこないことをしっかり確認することが大切です。

元栓は一軒家なら玄関近くの地面にあることが多く、マンションやアパートなら玄関外にある場合が多くなっています。蛇口を閉めても数秒は残り水が出てくるのですが、数分経っても止まらなければ、元栓の締め付けが足らないか元栓自体の故障などが考えられます。元栓の故障については直すことが難しいため、専門の業者に依頼するのがオススメです。

元栓を閉めた後はハンドル部分のビスを外し、ハンドルを取っていくことになるのですが、ハンドル部分に直接ビスが付いていない場合は、キャップの下にビスがあることが多いです。ナット部分からの水漏れである場合、ナットをしっかり締めるとほとんど直ります。しかし、それでも上部から水が漏れる場合や、蛇口から水漏れしている場合はパッキンを交換することになります。

蛇口の水漏れの修理方法について詳しく知りたいという場合、インターネットで調べてみると良いでしょう。「蛇口の水漏れ修理方法」などといったキーワードで検索することにより、自分で蛇口の水漏れを修理する方法について簡単に分かります。住まいる水道では様々なメーカーを扱っております。