2016年4月22日金曜日

洗面所のつまりについて

洗面所のつまりには、いろいろな原因があります。一つ目は、「排水パイプの中に、髪の毛などが溜まっている」。洗面所の下の排水パイプは、曲がりくねった形をしています。一般的なのは、アルファベットの「S」の形をした「S字トラップ」と呼ばれる物ですが、その形状から、髪の毛が溜まりやすくなっています。

対処法としては、ホームセンターなどで販売されている家庭用の液体パイプクリーナーを使用してください。少量だと効き目が薄いことがあるので、ボトルの半分くらいを流すとよいでしょう。二つ目は、「排水口にヘアピンなどを落としてしまった」。落としたヘアピンがS字トラップに引っ掛かり、これに髪の毛などが引っ掛かって溜まることで、流れが悪くなります。

これも、液体パイプクリーナーを使って、溜まった髪の毛を溶かせば解消されます。排水パイプを分解して、ヘアピンを取ることまではしなくても大丈夫です。排水パイプには、工具を使わなくても分解できる物もありますが、その中には水が溜まっていまから、それをこぼさないように分解するのはかなり大変ですし、実際にヘアピンがあるかどうかは分からないからです。

自分で配水管のつまりを改善するお役立ち情報


配水管パイプが詰まる原因はほぼ共通しています。水と一緒に流した物が流しきれずにパイプ内に溜まっていくためです。ほとんどがキッチンからの生ゴミのカス、お風呂からの髪の毛などが、パイプのトラップという箇所で起こっています。トラップとは配水管パイプが蛇のようにうねっている部分です。

日常的に予防する場合は、水を多めに流してなるべくつまらないようにするほか、ゴミをせき止める網を取り付けたりするといいでしょう。トイレの場合は、トイレットペーパーを一度にたくさん流さず、こまめに流すようにしましょう。こうした予防をしてもつまりが起きてしまった場合は、市販の薬剤を使用してみましょう。

日用品を売っているお店ならどこでも手に入りますし、最近ではコンビニでも販売しています。トラブルに応じた製品を選びましょう。また、トラップを取り外し、直接つまりの原因を手で取り除くこともできます。その際、パイプ内にたまっている水が漏れてきますので、水を受け止められる準備をしてからにしましょう。

ここまで行っても改善しない場合や、悪臭が取れない場合があるかもしれません。そうした場合は、専門の業者へ依頼することをお勧めします。ついでに配水管自体の老朽化などもチェックしてもらえますので安心です。もちろん住まいる水道では修理や交換の際に老巧化のチェックも致します。ご相談下さい。