2016年4月25日月曜日

キッチンの排水管の水漏れを修理するには

キッチンの水漏れを修理する際には、その症状により原因が異なります。まずは症状を確認して、それに合った対処を行うことが大切です。管の表面に上の方から水が流れている場合は、排水口との継ぎ目から漏れ出していることになります。

これはそのほとんどが、継ぎ目のパッキン部分の劣化が原因です。この場合には、パッキンを交換することで大抵は修理できます。また、管の途中から折れている場合には、管が壊れてしまっている可能性が高いのでその管を交換することになります。この現象はビニール管を使用している場合に多くみられます。

さらに、U字型の金属の管を使用している場合には、そのU字の部分のつなぎ目を疑うことが大切です。この部分にもゴム製のパッキンが使用されているので、この部分のパッキンを交換することで殆どが解消されます。なお、キッチンのゴムパッキン及びビニール管は非常に劣化しやすいものです。

キッチンでは水の他にお湯を流したり、また洗い物をした際などは汚れた水や油分が流れることになるので、ゴムやビニールを腐食しやすくなってしまうのです。漏れが無くても、定期的に交換する方が安全です。やり方がわからないようでしたら住まいる水道へご相談下さい。お電話での相談も承っております。

台所で起こりやすい排水からの水漏れ


台所には給水や排水の配管が通っています。給水は水と温水に分かれ、それぞれが別々に出るか、混合栓では水と温水がいっしょになって出る仕組みです。排水はシンクからのものや全自動食器洗い機からのものがあります。台所は配管が込み合っている所なので構造的に水漏れの起こりやすいところです。

もし水が漏ったら場所の確認をすることが大切です。もっとも多いところは水栓部分です。最新のものほど機能的に複雑で壊れやすいものもあります。古いタイプのものは長年使っているうちに劣化して破損することも多くなります。

次に考えられるのがシンク下の物入れになっている部分です。そこには水を流す配管が通っていて、複雑で混み合っています。配管の接合部分やジャバラになっている部分が破損することもあります。漏れている部分の特定は、初めにきれいに清掃し、その後水を流して様子を見ます。

漏れている部分があれば、じわりと水がたれてくるはずです。漏れないまでも流れの悪い場合もあります。配管が詰まりかけていたり、汚れが付着して流れを悪くしている可能性があります。屋外の枡が詰まって流れが悪くなっていることもあるので一度蓋を開けて確認してみましょう。