2016年4月8日金曜日

蛇口の水漏れはゴムパッキンが原因なので正しいパッキン種類の確認を

蛇口の吐水口から水漏れする場合にはケレップ(またはコマ)かゴムパッキンの劣化消耗が原因なので交換修理が必要になります。作業はそれほど手間はかからず自分でできます。作業はまず止水栓を閉じたら蛇口ハンドル下部のナットを外します。工具はモンキーレンチを使いますがモンキーの大きさが合わない時はプライヤーで代用できます。

ナットが緩んだら今度はハンドルを回して蛇口本体から引き抜きます。そうすると蛇口の内部が見えてきます。そこに見えるのがケレップという部品です。ケレップはコマの形をしており合金製の金具部品にパッキンが付いてナットで締め付けてあります。普及型ならば200円~300円くらいで市販されています。

ケレップをピンセットまたはラジオペンチなどを使って取り出して新品のものと交換しましょう。後は外した順と逆の順に蛇口を組み立てます。止水栓を開いて水漏れが収まっていれば作業は完了です。ケレップは本体丸ごと交換しても構いませんが、パッキンだけを交換することもできます。コマの軸をプライヤーで挟んで止め具のナットを緩めます。

外してたら古いパッキンを取り外し新品のものと交換します。蛇口(吐水口)からの水漏れはケレップのパッキン部分の経時劣化や磨耗消耗が原因で起きるので、多少の手間は掛かりますがこのゴム部分を交換することでも解決出来るわけです。パッキン種類は様々なものがあるのでタイプ、型番などを確認し、適合するものを買い求めてください。

パッキン種類とサーモスタット混合栓の蛇口からの水漏れ


サーモスタット混合栓は浴室などで利用されているケースが多い水栓です。浴室には水道の蛇口以外に、シャワーを使える設備が付いている事があります。これは水栓のユニットに、蛇口が1つとシャワーホースが付いているもので、混合栓と言うのはお湯と水の2つの給水管から供給されるものを1つに混合させている水栓です。

また、サーモスタットと言うのは、給湯器で設定をしている温度とは関係なく、混合栓のユニットに付いているダイヤルを回す事でお湯の温度を設定することが出来るもので、好みの温度に調節して蛇口から給水を行ったり、シャワーを利用出来るようにしてあるもので、台所や洗面所などで利用している混合栓とは異なり、構造自体が複雑になっていますので、水漏れなどの修理は専門業者に依頼をする事が多くなります。

尚、この混合栓のシャワーホースの根元から水漏れが起きたり、シャワーヘッドやシャワーヘッドとホースの接続部分から水が漏れると言った場合などでは自分でも修理を行うことが出来るケースが有ります。修理を行う時には元栓を閉じるか、止水栓を閉じた状態で、分解を始める必要が有ります。

シャワーホースの根元からの水漏れは、内部にあるゴム製のパッキンの劣化が原因となっているケースが多く、シャワーホースの接続部分についているナットを取り外す事で内部にパッキンが有り、それを交換する事で解決する事も有ります。尚、パッキン種類は同じものを利用する事が重要で、製品の販売を行っているお店や、メーカーのホームページの中で部品の注文を行うことが出来るようになっているケースが有ります。 住まいる水道では、各種メーカーに対応しておりますのでご相談下さい。