2016年6月16日木曜日

マンションのトラブルでよくある水漏れ

マンションに住んでいて比較的多く起こるトラブルとして水漏れがあります。風呂の水を出しっぱなしにしていた、又洗濯機のホースが外れていたなど自分の不注意による事故もありますが、配管の老朽化などによる所謂マンション側の問題であることもしばしばあります。

上階から漏っている場合、それがマンションの専有部分であるのか共有部分であるのかによって責任の所在は変わってくるため注意が必要です。専有部分であれば専門の業者に一度調査してもらうことが良いでしょう。専有部分の問題であれば上階の住人に損害を請求することができます。

仮に専有部分ではなく共有部分の配管などが原因であった場合にはマンション管理会社への損害賠償請求という形になります。ただ原因の箇所が特定できない場合も多々あります。その場合、法律上は「共有部分」であると推定すると規定しています。

つまり管理会社に対して損害を請求していく形になります。長く住む住宅において住民間でのトラブルはなるべく避けたいものです。緊急の事態でない限りは、定期的に行われることが多い住人による組合の会合などで、状況を報告し問題の解決に臨むことが賢明です。

トイレの水漏れトラブルの原因と対策


トイレの水漏れが起こる原因のほとんどは経年劣化による不具合です。タンクや便器、便器とウォシュレット、便器と床の設置部分など、それぞれのジョイント部分に使われているパッキンやナット、ネジなどが経年劣化でひび割れたり緩んでしまうことでその部分から水が漏れてしまうようになります。

特にトイレタンクは、常に水をためているところですから、長年使っているとそれだけ劣化が進みやすく、最もトラブルが起こりやすい場所といえます。では、トイレの水漏れが起こってしまった時、どうすればいいのかということですが、まず止水栓を止めて被害を食い止めることを一番にしましょう。

どこから水が漏れたのか、なにが原因なのかを探るのはその後です。水が漏れた場所を優先的に確認し、連結部分などのパッキンが劣化していないか、ナットやネジが緩んでいないかなどをチェックしましょう。

なんらかのパーツの破損が原因で水が漏れたのであれば、ホームセンターなどで同じパーツを購入して交換することが出来ますが、もしも、原因が分からない、原因は分かったものの自分でパーツ交換をする自信がないというような場合は、素直に修理業者に依頼しましょう。

無理に自分で解決しようとしてさらに被害を悪化させる可能性を考えれば、修理業者に依頼をした方が結果的に安上がりとなるはずです。 住まいる水道ではお電話でのご相談も受け付けておりますのでまずはご相談下さい。