2016年6月23日木曜日

洗濯機の排水口の詰まりの解消方法

洗濯機を置いているご家庭は多いと思いますが、それには排水口がセットでついているものです。
普段は気にすることはないですが長年使用していると、そこが詰まることがあります。その時には洗濯機にもエラーが出ることがあり、何らかの対策が必要になります。

例として以下にご説明いたします。洗濯機が防水パン上に置いてあることが多いでしょうが、そこに設置してある水を流す場所がどこにあるのかをまず確認します。すぐ見える場所にある場合はそのまま作業ができますが、下に隠れている場合などは洗濯機を移動させて、そこを見えるようにしなければなりません。

水を流す場所には排水トラップが設置されている場合が多いです。隙間があいた円盤状のものが蓋になっていますので、くるりと回すと外せます。その中は長年使用していれば、詰まりの原因となるものが色々詰まっているはずですので、古くなった歯ブラシや、布を巻いた割り箸、スポンジなどできれいに掃除しましょう。

その際、掃除道具をうっかり穴の中に落とさないようにしましょう。最後にトラップの中に水を入れます。これをしないと水が流れる先の悪臭やガスを遮断するといった本来の機能が果たせなくなります。トラップの蓋を閉めて再度ロックして他も元に戻していけば作業は完了です。わからない事がございましたら住まいる水道へご相談下さい。

パイプの不具合排水の詰まり


排水のトラブルは、パイプの不具合から発生する割合が高く、詰まりは特に起こり易い症状です。
パイプの不具合とは、内側の表面が荒れて汚れが付着し易くなったり、腐食物等が蓄積して狭くなる事が問題を引き起こします。僅かなパイプの汚れであれば、水の通り道が狭くなるだけで、直ぐに流れが止まってしまう問題は発生しません。

しかし、排水の異常が感知出来なければ、音を立てずに症状は進行しているので、不具合が発見される事は問題が大きくなってからです。水を流すパイプは、純粋であれば腐食する事はありませんし、劣化や故障を引き起こす可能性は低くなります。

実際は、水にそれ以外の成分が含まれたり、腐食や劣化を引き起こす原因が存在しています。設備を使い続ける限りは、劣化を食い止める事は困難なので、トラブルが表面化する前に予防する方が現実的な対処法です。

初期の問題であれば、簡単な対応で改善出来たり、大きな問題に発展する事を事前に食い止められます。また、長く使える設計が行われている設備でも、使い方次第で劣化速度は違うので、この点も考慮する事が大切です。日頃の予防策としては、ゴミを直接流さない事、フィルターを使って捕集する方法等が効果を発揮します。