2016年6月22日水曜日

台所の排水管のつまり対策には

台所の排水の流れが悪くなったり、シンクに水が溜まりがちになったときには、排水管がつまっていることが考えられます。どうしても食べ物のカスや、調理に食物油を使ったり、肉や魚を調理した際の油脂汚れがありますので、排水管がつまりやすくなってしまいます。

応急処置としてはシンクの排水口に栓をして、熱いお湯を溜めます。やけどしないようにゴム手袋や軍手を重ねて付け、シンクの7、8割程度お湯を貯めた後に栓を抜きます。お湯の熱さで食べ物のカスや油脂汚れが溶け、水流に勢いが出てS字の配管部分につまっている場合にも勢いで流れていくことがあります。

流れにくくなっている時に排水管汚れ用の洗剤を使う場合は、なるべく粉剤よりも液体やジェル溶液を使うようにしてください。粉状の物を使うと、S字状の配管の所で粉が詰まってしまい、お湯や油汚れが通った時に、余計に汚れを吸着して管を塞いでしまいます。あくまでも、つまるのを防ぐ目的で使うようにする方が適しています。

お湯や洗剤で取れない場合は、ホームセンター等で販売されているワイヤーブラシを使います。排水口から排水管にワイヤーブラシを入れて、汚れを削るように取ります。水を流すと汚れも剥がれていきます。その後はつまりを防ぐために、排水口の網にゴミの流れるのを防ぐネットを取り付けたり、こまめに洗剤を投入して管に汚れが付着するのを防いだりするといいでしょう。

洗面台のつまりは排水管の異物を取り除こう


毎朝の洗顔や、食事毎の歯磨きなど洗面台は一日に何度かお世話になります。また、中には手洗いや靴などの洗濯機を使用しない形状のものなどの洗浄に使ったりします。更に、汚れのひどいものを一旦仮洗いする形で使うこともあります。そのため、汚れや異物が排水管に流れやすくなります。

髪の毛や食べ物のカス泥や小石などと言ったものが流れていきます。流れた異物が髪の毛などは強酸性の薬品で溶かすことが出来ますが、石やプラスティックなどは薬品の効果は期待できません。このようなもので排水管のつまりが起きているようでしたら、台の下の扉を開けパイプを見てみましょう。

パイプはN字型に曲がっており、この曲がった部分はトラップと呼ばれ、大き目の異物を一旦ここに留めます。このトラップはネジ止めしてあるので、外す場合にはネジを緩めるだけですので大きさの合うドライバーが家庭にあれば問題なく作業できます。

トラップを外すときネジをパイプ内に落とさないことと、パイプから水が出てきますのでバケツや雑巾を用意しておきましょう。後は、取り外したパイプを掃除するだけですが汚れていますのでゴム手袋など使用するとよいでしょう。 何か不明な事がありましたら住まいる水道へご相談下さい。