2016年3月8日火曜日

お湯とハンガーを使用したトイレつまりの直し方

トイレつまりの原因となるものはさまざまですが、代表的なものが便の詰まりとトイレットペーパーを原因とするつまりです。便やトイレットペーパーの詰まりであれば、業者に電話して対応してもらう前に、直し方として試すべき方法があります。それは、どの家庭にもあるお湯とハンガーを使用した方法です。

まず、引っかける部分と針金が絡まっている部分を切って、細長い部分を作り、さらに細長くなるように握って潰します。もし、針金を切る鋏がなければ、引っかける部分を折りたたむようにして細長くしても大丈夫です。奥のほうにつまりがある場合は引き延ばすこともあります。そして、トイレつまり中の便器にお湯を入れていきます。

温度はお風呂の湯ぐらいがちょうどよいです。なぜなら、熱湯を注ぐと陶器でできている便器がひび割れる場合があるからです。必ずお風呂の温度にしましょう。そして、注ぐ量は便器から水があふれないように注意しながら適量を注いでください。暖かい水をそそぐことで、便やトイレットペーパーは崩れやすくなります。

そして、伸ばしたハンガーをゆっくりと便器に差し込んで、トイレつまりの原因となっている異物を突いて崩していきます。この時に便器を傷つけないように注意してください。この直し方を使えば、ラバーカップ、俗にいうところのスッポンを使用する必要がありませんので、スッポンを用意していない家庭であってもトイレつまりを解消させることができます。

お湯とワイヤーを使用したトイレつまりの直し方


トイレつまりは異物が排水口に詰まることで発生しますが、主な原因となる異物はトイレットペーパーと便です。これらが原因の詰まりであれば、業者に対応を依頼する前に、自力で解消できるかもしれません。自力での解消と聞くと、スッポンを思い浮かべる方が多いと思いますが、案外スッポンを家に常備している方は少ないのではないでしょうか。

そこで、一般家庭にもある、お湯とワイヤーを使用する直し方がおすすめです。なければ針金でも代用できますが、強度の面で劣後します。まず、トイレつまりが発生している便器の中に適量のお湯を投入します。量としては、溢れる可能性もありますので便器の底から半分くらいの位置ぐらいがベストです。

そして、温度ですが、必ずお風呂の温度くらいのものを投入してください。熱湯を投入すると、陶器の便器の場合、ひび割れなどを起こす恐れがあるので温度には注意が必要です。また、温度が低すぎる場合、投入した際に便器の内部で水の温度差がないため、水の流れが起きにくいため、つまりの原因となっているトイレットペーパーや便を対流の力で崩すことができません。

そして、ワイヤーをゆっくりと便器に差し込んでいきます。奥に差し込んでいくと異物にあたりますので、異物を突き崩すように動かします。この時に便器をひっかくと傷がつくことがありますので、注意が必要です。このトイレつまりの直し方をすれば簡単に費用をかけることなくトイレつまりを解消することができます。 難しい様でしたらお気軽に住まいる水道へご相談下さいませ。