まず、お湯に関してですが、これは配管を塞いでいる異物を溶かすために準備します。水の温度よりもお湯の温度の方がトイレットペーパーなどの異物を溶かしやすくなります。お湯なら何でも良いのではなく、必ずぬるま湯でなければなりません。沸騰させたお湯だと配管や便器が熱さによって壊れることがあるからです。手で触れるくらいの温度にしておきましょう。
次に針金ですが、これは針金でなくても細くて配管の中に入れることができる、そこそこ固い素材の器具ならどのような物でも構いません。自宅でトイレ詰まりのために針金を用意する時はハンガーを使う人が多いです。ハンガーはタイプによって針金で出来ているので、簡単に針金を準備することが出来ます。
このようにぬるま湯と針金があると、お湯から異物を溶かして針金で突けばしっかりと詰まりを直すことが出来ます。トイレつまり料金がかからない便利な方法なので覚えておくと良いです。どうやっても詰まりが解決出来ないなら、料金がかかりますが業者に一度配管を調べてもらいましょう。住まいる水道にご相談下さい。
トイレのつまり。解消の料金と予防方法とは
トイレつまり料金は、一般に業者に依頼すると５０００円は必要とされます。これは人件費のみであり、単純なトイレのつまりであれば、この料金で解消することができますが、特殊な場合にはトイレつまり料金は高額になります。トイレのつまりで多いのは、処理能力を超えるトイレットペーパーや便がクランプと呼ばれる便器内で詰まってしまうことですが、これらは水溶性の物体であるので、時間が経てば溶けますし、ラバーカップなど道具を使えば比較的、簡単に解消することができます。
一方で不水溶性のティッシュペーパーや紙もラバーカップなどの道具を使えば解消することは可能ですが、固形物などが詰まった場合には専用の工具が必要になります。このさいに専用の工具を使うようになるとトイレつまり料金はかなり高額になります。
また便器を取り外さなければならない状況であれば、取り外し料金として１万円ほど掛かることになります。水漏れなどの修理の場合には部品を交換する必要があります。部品がパッキン交換であれば１千円ほどで済みますが、装置そのものを交換するとなると１万円ほど掛かっています。
経年劣化によるものは仕方がないとしてもトイレつまりなどは日頃の使用を気をつけることで予防することができます。予防方法としては、異物を流さないことが第一ですが、過度な便やトイレットペーパーを一度に流さないことが重要です。もし多い場合には最後に流すのではなく少しずつ流すことでつまりを防ぐことができます。また節水と思い流す水の量を過度に少なくするのもつまりの原因になります。
