2016年7月10日日曜日

駐車場の排水ポンプ故障の修理の際に注意する点

駐車場には排水用のポンプが設置してある場合がありますが、このポンプが故障することを想定して様々な予防策を講じておくことが必要です。同時に、ポンプ故障が発生した際には速やかに修理をすることが必要です。但し、その際に注意をすることがいくつかあります。駐車場の排水ポンプは雨などが入り込んだ際に強制的に雨水を排水するための物で、必要な時に故障などで作動出来なければ;意味がありません。

そのため、通常は2台で運転し、万が一1台が故障しても残り1台で運転して排水を継続することが必要になります。その為、1台が故障した場合には速やかに修理を行い、常に2台が動作する状態にしておく必要があるのです。しかし、雨水が入り込んで動作中にポンプ故障を起こしてしまった場合には、基本的には修理は排水が完了するまで待つことが大切です。

他1台が動作している中で修理を行うと、電気系統を停止させなければならず、動作しているもう一台を停止させなければならない可能性があるからです。そのため、駐車場の排水ポンプ故障の修理を行う際は、その動作状況などに応じた修理の方法が必要になります。

色んなパターンで必要になるポンプ修理


ポンプが回らなくなったときには、本体の部品故障だけでなく漏電による可能性があります。漏電遮断器が作動しているときには、安全に配慮しながら電源を切り、点検やポンプ修理を依頼するべきです。ポンプが回っているのに水が上がってこない場合には、余計な部分から空気を吸い込んでいる可能性や、逆止弁の破損、フィルターやジェット部のつまりが起きている可能性があります。

自力で掃除や交換ができるのであればすぐに対応し、無理であれば業者にポンプ修理の委託を行うべきです。寒冷地では、冬場の対応をしっかりと行っていないと凍結破損して動かなくなる場合があります。気温が氷点下になるような場合は注意が必要で、凍結している間は分からなくても気温が上がり溶け出してくると水漏れなどが見られる場合もあります。

ポンプを設置してから、定期的にメンテナンスを受けていれば長く使うことができます。しかし、設置から10年程度過ぎたら劣化してくるため、部分的に部品を取り換えたり、あるいは本体ごと全部交換したほうが良い場合もあります。頻繁に故障が生じ、そのたびにポンプ修理を依頼すると新しい製品を買うよりも費用がかかることがあるので、買い替えを検討するべきです。 わからない事がありましたらお気軽に住まいる水道へご相談下さい。