2016年7月10日日曜日

貯水槽の法律での区分と清掃検査について

水道法では、10立方メートル以上の容積がある貯水槽に対しては、年に1度以上の清掃と水質検査が義務づけられています。また、法律上は貯水槽や受水槽の区分を簡易専用水道と言う取り扱いになっています。それ以下の容積の貯水槽に対しては基準もゆるくなっていますが、地域の条例によって努力義務が課せられているところも多くあります。

そのうえ、衛生管理の観点からも小型のものに対しても大型ものもと同様に取り扱う動きがあり、地方公共団体による指導監督権限も強化されています。貯水槽は私たちの身近なところではマンションなどの上階に水を運ぶために利用されています。水道局から送られた水を一時貯水するために利用しています。そこの管理を徹底していても汚れなどが蓄積することがあるため、定期的な清掃が必要となります。

特に夏場などは水質が悪化しないように塩素を追加投入しているところも多くあります。そのため、マンションでは蛇口の水から独特の匂いがする場合もあります。また、水質検査に関しても地方公共団体の検査機関や厚生労働大臣の登録を受けたものが検査することとなっています。受水槽を経由した水は水質が悪いと一般的には言われていますが、きちんと管理したところであれば心配はいりません。

洗濯パンの設置や交換について


洗濯パンは床の水漏れを防止するうえで非常に重要です。もし取りつけていないと、水漏れで床が汚れたり腐食したりします。しかし、洗濯パンも長年使用していると劣化やひび割れなどが生じ、水漏れの危険性が一気に上昇します。このような現象を確認したらなるべく早めに交換するようにしてください。また今後ドラム式洗濯機の購入を予定している場合、選択パンが対応していないために洗濯機ともども入れ替えが必要になる可能性があります。

設置の際も失敗すると排水不良を起こしたり、浸水したりする可能性が高くなります。このため、水まわり工事および修理の専門業者に依頼する方法もあります。ちなみに一般的にかかる費用は2.4万円から3.2万円となっています。なおこの料金帯には洗濯パンの撤去作業および処分まで含まれています。

また3.2万円から4.8万円の料金帯も比較的に需要が多く、工事内容に設置も含まれてきます。5.6万円前後の価格帯になると、給排水工事も含めた作業内容となってきます。洗濯パンのその時の状況に合わせてそれぞれの価格帯の作業内容を吟味し、専門業者に依頼してみてはどうでしょうか。 何か気になる事がありましたら住まいる水道へご相談下さい。