2016年7月27日水曜日

キッチンのパイプのつまりを自分で修理する

キッチンのパイプについてはかなりの部分自分で修理することが可能です。ここは油を使う場所ですから、内部に油がついて、ここに食物残さなどいろんなものが張り付いていきます。また、食器洗浄機の固形洗剤のカスもこれに追い打ちをかけますから、とてもつまりやすい場所なのです。定期的にクリーナーを使っておけばいいのですが、まだ水が流れる状態ならこれである程度解決する可能性があります。

クリーナーには、油を溶かし、たんぱく質を分解する機能がありますから、汚れが固化していなければ効果があるのです。ただ、流れが悪い状態なら1回では不十分なので、数回試してみましょう。固形物が詰まったときはトイレ用のラバーカップも有効です。安いものなのでできればキッチン用を用意しておきたいところですが、トイレ用しかないときはタオルを排水口に突っ込んでシンクにお湯を張り、勢いよく引き抜いても同じような効果が期待できます。

こびりついた頑固な汚れや、排水が全く流れないときはワイヤーブラシを使いましょう。これは先端がらせん状の部分を使って汚れをかき出し、反対側のブラシ部分でパイプ内を磨くという製品ですが、価格以上に効果があり、特にキッチンの場合は汚水桝までの距離が短いのでこれを使えばどうにかなる可能性が高いのです。

洗面所のつまりを自分で修理する


洗面所のつまりの原因はたいていの場合髪の毛です。油や水あかなどでぬるぬるになった排水管に髪の毛や剃ったヒゲがくっ付いて、そこにまた汚れが絡みつき、髪の毛が蓄積するという悪循環で、水の流れが悪くなったり、完全に流れなくなったりするのです。修理は水が流れる状態なら、市販のパイプクリーナーも有効です。油を溶かす成分があるほか、髪の毛も分解してくれるのです。ただ、ひどい場合は1回では溶かしきれませんから、数回試してみるといいでしょう。

完全につまっている場合は、パイプクリーナーが肝心のところまで届きませんし、あとあと面倒なことになるので、使用せずに、ワイヤーブラシを使ってみましょう。先端のスプリング状になった部分で問題の原因をかき出して、反対側のブラシの部分できれいに磨けばいいのです。洗面所の場合、排水口の入り口あたりに髪の毛が絡まっている場合も多いので意外に効果があります。

また、洗面所の配水管は壁の中に入っていませんから、特につまりやすいS字パイプを取り外して中を掃除するのも有効です。この際、S字パイプを外した上の方のパイプも掃除すると、髪の毛がごっそり取れる場合があります。 解決できない場合は住まいる水道のスタッフにお任せ下さい。