2014年11月19日水曜日

お風呂のつまり解消方法と予防方法

お風呂は日常生活で頻繁に使う上、排水管のつまりの原因となるものも多いために、無防備に使っているとあっというまに排水管を詰まらせてしまいます。そうなると生活にも支障が出てしまいますから、大事になる前に早めに対処しておきたいものです。

家庭で簡単にできるお風呂のつまり解消方法としては、定期的に洗浄剤で排水管の掃除を行うことがあげられます。こうした洗浄剤は排水管にしばらく流して放置しておくことで、排水管の汚れを溶かしてくれます。ドラッグストアなどで簡単に買えますので、習慣にするのがおすすめです。もうひとつ大切なのが、なるべくつまりの原因になるものを流さないようにすることです。

たとえば浴槽の場合は髪の毛です。洗髪をしたあとなどどうしても毛が抜けてしまいますが、湯船に浮いたそれをそのままお風呂のお湯と一緒に流してしまうとつまりの原因になります。湯船に入る前に身体をよく洗うことはもちろん、浮いた髪の毛などの細かいゴミはまめに拾い、直接ゴミ箱に捨てるようにします。

お風呂のつまり解消掃除の手順


お風呂がつまる原因の一つとして、石鹸カスなどがあります。これらがお風呂の排水溝に溜まり、それに髪の毛などが絡み付き、つまってしまうというわけです。これらはアルカリ性の汚れなので、酸性のパイプ洗浄剤を使えばつまり解消できるのですが、「酢」と「重曹」でも対処することができます。

まず、排水溝に重曹を振りかけます。その際、計量スプーンを使って量を把握しながら行ってください。次に、重曹の半分くらいの量の酢を流します。酢と反応して重曹が泡立ってくるので、そのまま5分ほど待ちます。この時、酢の量が多いと中性化してしまい、効果が薄くなるので気を付けてください。

5分経てば、お湯をかけて重曹を流します。それでも汚れが残っていることもありますが、酢と重曹の効果で落ちやすくなっているので、歯ブラシなどでこすれば簡単に落とすことができます。そして、排水溝は雑菌が繁殖しやすいので、上記の掃除を定期的に行うことをおすすめします。