2014年11月29日土曜日

下水工事業者を探すポイント


まず下水工事業者を探すときに確認する必要があるのが、市の排水設備等指定工事店であるかどうかを確認しましょう。指定工事店ではない業者の公共下水接続工事の施工は認められていません。では下水工事業者を探すポイントについてですが、やはり重要なのは工事費用でしょう。    
決まった金額は無いので業者によってかなり差があります、複数の業者に見積もりを依頼して比べるといいでしょう。 しかしこの見積もり段階でどこまで細かく計算されているかによっても金額が変わってくるので、内容もしっかり目を通しましょう。    
例えば、公共下水接続工事を行う場合は、各市町村に許可申請が必要となりそれにかかる申請諸経費が見積もりに含まれているかで金額がかわります。 その他にも工事の際にでる廃棄物の処分費用が計算されているかも確認が必要でしょう。

ただしコンクリートガラなどを埋設する予定で処分費を計上していない業者もあります。
下水工事は地盤にも影響する工事ですので値段だけでなく、信頼できる業者選びが重要でしょう。



下水工事業者によって費用に差がある訳



いくつかの下水工事業者に工事の見積もりをお願いすると金額に差が出ることがありますが、その差がでる理由は使用する部材の違いがあげられます。市役所や県あるいは国などから使用が許可されている部品・材料は複数のメーカーがあり、そのメーカーごとで多少の単価の違いがあります。

また購入する販売店の違いや、一度に買い求める数量などでも価格に差が出てくるので、依頼する会社が変われば必然的に金額に違いが出てきます。
作業にかかる日数や、工事に携わる作業員の人数によっても違ってきます。下水工事業者では複数の現場を掛け持ちしている会社も多く、常に同じ現場で同じ人数が作業を行わないことがあります。


そうするとその分価格が安くなったり、逆に作業員を増やして短期間で終了させようとするときには人件費が高まったりします。見積もりの価格に不満があるときには、工期や作業員の人数を確認したり、使う部材に安いものが無いか探してもらうことで価格を下げられる場合があります。

ただし、あまり安価にこだわってしまうと質の高い工事を行ってもらえなくなる場合があるので、適度な価格交渉を行いましょう。