これは、住宅メーカーやシステムキッチンのメーカーが商品に独自の規格を採り入れている事が多いからです。この場合、生産終了から五年以上経過しているとパーツが廃盤になっているので、修理を依頼しても、水道の蛇口周りを全て交換するよう薦められたりします。エコだとか、物を大事にと言いながらまだ使えるものを、一部の部品が駄目になったからと言って、リフォームするのは費用も掛かりますし、抵抗があります。
そこで、いずれリフォームするにしても水漏れの原因がパッキンだけの場合は応急処置の方法があります。シリコン製の液状パッキンを利用する方法です。これは風呂場や水槽のコーキング剤と同じで、固まるとパッキンの役割を果たします。耐熱性も有り、十分な延命措置にはなるでしょう。
トイレの補修についての基礎知識
洋式の水洗トイレは、今となっては生活に欠かせない物ですが、便器も進化するに連れて故障箇所が多くなってきます。故障すればそのまま何週間も何ヶ月も放置しておく訳にはいきませんので、補修をする必要があります。故障の原因で一番多いのが水漏れになります。タンクに貯水された水漏れが一般的に多いです。
タンクからの水漏れになっている症状には、いくつかの症状が見られますが、基本的にはレバーが元に戻っていないこと、利用した後、しばらくの間はタンクの中に水が流れて止まらないこと、タンクから、ぽたぽたと水が落ちる、あるいは水がいつまで経ってもたまらないことなどです。タンクから水漏れをする場合は、一度漏れ始めると、延々となかなか止まらずに水が流れ続けます。
はっきり言えば水道代の無駄になります。水が外に漏れ出してしまうと、床の交換などもしなければならないため後始末も大変になります。そんな場合には補修をする必要がありますが、専門業者を呼ばなくても半分ぐらいは自分で解決出来ます。1つは、タンクの中に異物が入っていないか確認することです。もう一つはボルトが緩んでいたり、パッキンが緩んでいないか確認をすることです。それでも解決出来ない時は住まいる水道へご相談下さい。