2016年8月9日火曜日

トイレタンクの水漏れを自分でなおす

トイレタンクからの水漏れの原因はいくつかありますが、たいていの場合自分で修理可能です。
まず考えられるのが、ゴムフロートの劣化です。ゴムフロートというのは、レバーを押したら持ち上がって水を流し、レバーを戻せばトイレタンクからの水の出口を塞ぐものなのですが、古くなるとゴムが劣化して水を止められなくなって、少しずつ水が漏れてくるのです。

メーカーの純正品が望ましいのですが、同等品もホームセンターなどで売っていますから、メーカーとサイズで選んで交換すればいいのです。水漏れがひどい場合はオーバーフロー管といって、タンクが満水になった場合にタンクがあふれないように排水する管の破損です。これが破損したらいつまでも満水にならないので水が流れ続けてしまいます。これも純正品、同等品がありますので交換すれば解決しますが、トイレタンクを外す必要がありますから、少し難易度は高いところがあります。

トイレタンクへの給水が完全に止まらずにポタポタ流れ続けるときはボールタップ弁の劣化です。タンク内には浮き玉が満水になって浮いてきたら給水を止めるボールタップというパーツがあるのですが、水を止めるボールタップ弁というゴムの部品が劣化してしまうのです。これも交換さえすれば解決しします。住まいる水道では各種メーカーに対応しており部品の交換もいたしますのでお任せ下さい。

蛇口水もれは自分で修理できます


蛇口を閉めてもポタポタとハンドル付近から水が垂れてくる蛇口水もれ症状は、水回りのトラブルで最も多く見られるものです。原因ほとんどはパッキンの劣化によるもので、道具や部品があれば自力で直すことも可能です。交換部品として用意しておきたいのは水道用コマとパッキンで、必要に応じてスピンドルも購入しておきましょう。これらの道具はホームセンターなどで揃えることができます。

また、蛇口を分解するために、プラスドライバーとマイナスドライバー、プライヤーかモンキーレンチが必要になります。蛇口水もれを修理する際には、まず一番初めに水道の元栓バルブを閉めておきましょう。元栓を閉めて水を止めておかないと、蛇口を分解した時に水が大量に溢れ出てきて、水浸しになってしまいます。

ハンドルの丸いキャップはマイナスドライバーなどで外し、ネジを外して水量を調節するハンドル部分を取ったら、プライヤーで根本のカバーナットを外します。スピンドルが汚れていたり、サビが目立つようなら交換します。コマやパッキンを交換して、部品を元通りに組み立ててから、最後に元栓を開けて水もれがないか確認すれば作業完了です。